【Dead by Daylight】私はサバ専!と言わずに是非キラーをやってみて欲しいという話

記事作成:2024年08月13日
記事更新:2024年08月14日
カテゴリ:Dead by Daylight

【Dead by Daylight】私はサバ専!と言わずに是非キラーをやってみて欲しいという話

サバイバー専の方の中には「キラーをやったことない」または「キラーはやる気にならない」という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はそんなサバイバー専の皆様に向けて「サバイバー専こそキラーをやってみるべき」という内容について書いていきたいと思います。

たまにエンジョイで遊ぶ分にはやる必要はない

本記事はサバイバーをある程度プレイして慣れてきた中級者レベルの方、もうサバイバーで彩帯くらいなら到達できるけど、そこからが難しいといった方に向けた内容になっています。

で、前提としては多少元も子もない感がありますが「別に上達したいというわけじゃなくて、友達とたまに遊びたいだけ」という感じでDbDを楽しんでいる方は、別にキラーを無理してやる必要はありません。

キラーをやっていて楽しいと感じるか、はたまた苦痛に感じるかは人それぞれありますし、DbDをプレイするにあたって必ずキラーをやらなければならないなんていうルールはありません。

サバイバー専だからといってほかのプレイヤーから非難される理由にはなりませんので「楽しくやりたいだけだからサバイバー専でプレイし続ける!」という選択もアリです。

それを踏まえたうえで「キラーをやるとこんなことが分かるようになるよ!」といった参考程度の情報ですので、本記事を書いたのはキラーのプレイを強要する目的ではないことをご承知おき下さい。

サバイバー専がキラーをやるメリット

「サバイバーをもっと上手くなりたい!」という上達欲のある方は、キラーをプレイすることで得られる経験が活かされる場面が多々存在します。

本記事では以下の3点について具体的に解説していこうと思います。

  • キラーのパークへの理解が深まる
  • キラー別の対策が深まる
  • 意外とバレているサバイバーの隠密行動が分かる

キラーのパークへの理解が深まる

サバイバーをやっていると、様々なサバイバー側のパークに触れる機会が多いと思いますが、キラー側のパークについては「なんかよく見かけるけど細かい効果はよく覚えてないなぁ…」なんてものも結構あると思います。

例えば「隠れ場なし」というパーク。

「隠れ場なし」は最近のキラー側の索敵パークとしてはかなりメジャーになっているナイトの固有パークです。

発電機を蹴るだけで周囲のサバイバーの位置を探知できる優秀なパークなのですが、サバイバーだけをやっているプレイヤーの皆さんはこのパークの「正確な」効果範囲や効果時間をしっかりと覚えていますでしょうか。

思い出してみてください。



シンキングタイム…















では、詳細に見ていきましょう。

隠れ場なしのパーク説明文には以下のように記述されていますね。

発電機にダメージを与えると、(3・4・5)秒間、自分の位置から24メートル以内に立っている生存者全員のオーラが視える。
引用元:【DbD】「隠れ場なし」の性能と効果解説(神ゲー攻略)

まず「隠れ場なし」の効果範囲は「自分の位置から24メートル以内」ですので、蹴った発電機から24m以内ではありません。

つまり、発電機を蹴ってから5秒間でキラーが移動した位置から24m以内すべてが索敵範囲となります。
※これに関しては以前「蹴った発電機から24m以内」という意味の効果テキストになっていたと記憶しているのですが、リリース当初からキラー自身の24m以内で効果を発揮していました。

単に発電機から距離を取っていたとしても、キラーがこちら側に移動してきた場合、キラーから24mの位置に入ってしまえばオーラは丸見えの状態になります。

加えてテキストには「立っている生存者全員のオーラが視える」との記載がありますが、実はしゃがんでいてもオーラは可視表示されます。

ダウンしているサバイバーのオーラは見えませんが、しゃがむだけではオーラ表示を回避することはできません。

また「発電機にダメージを与えると」というテキストになっていますが、他のパークやアドオンの効果で発電機にダメージを与えても効果は発動しません。あくまで発電機を蹴った際に効果が発動する仕様となっています。

このようなパークの効果1つでも、サバイバー視点だと気づけなかったり、効果テキストと実際の効果が若干違っていたりといった形で、キラーをやってみないと分からない細かな仕様が存在しています。

サバイバーは常にキラーと対峙するわけですから、その対戦相手の使用しているパークの正確な効果を把握しておいた方がいいというのは言わずもがなですが、意外とざっくりでしか理解していない人も多いと思います。

全てのパークを完璧に理解する必要はないと思いますが、メジャーなパークの効果くらいは正確に把握しておきたいですね。

キラー別の戦術への対策が分かる

当たり前ですが、対峙するキラーによって得意な立ち回りや対策が変わります。しかし、各キラーの能力に関する細かな仕様を理解していないと、その場で最適な選択が出来ない場合があります。

例えばツインズの場合を考えてみましょう。

試合開始直後、放たれたヴィクトルが自分の方へ走ってきて飛びつき攻撃が命中、ヴィクトルが自分にしがみついてきた場合、どうするのが最適解でしょうか。

シンキングタイム…















正解は「ヴィクトルを振り払わずに距離を取る」です。

ヴィクトル付きのサバイバーが距離を取ってヴィクトルを「誘拐」してしまえば、ツインズ側は無能力の徒歩キラーである姉シャルロットしか操作できません。

ヴィクトルがしがみついていると衰弱+行動不能が付与されるので、ついさっさと振り払いたくなってしまいますが、振り払ってしまうと再度ヴィクトルが放たれ、更に荒らされてしまいます。

ツインズの理想ムーブはヴィクトル主軸に立ち回ることで成立するので、逆に言えばヴィクトルを操作できる時間を減らせば減らすほど、ツインズ側の立ち回りを制限することが出来ます。

上記ツインズの例はそれなりに有名な対策法ですが、他にも例えばナースのブリンク対策、蜘蛛マイケル対策、プレイグの感染対策など、仕様自体はなんとなく理解できていても、実際にキラー側で使ってみないと「されて嫌なこと」の解像度は低くなりがちです。

それらすべてを理解するには文字通りすべてのキラーをある程度扱えるようになるということなのでなかなかハードルが高いですが、自分で扱えるキラーの対策くらいは覚えておいても損はないです。

多分キラー1人当たり2、3戦もやればざっくりつかめてくると思うので、気が向いたときに少しずつでもキラーを触ってみるといいでしょう。

意外とバレているサバイバーの隠密行動が分かる

サバイバーをしていると、目立たずに隠密出来たつもりが見つかってしまい「なんでそれバレたの!?」と思うことが結構あると思います。

キラー側から見えるサバイバーの足跡を理解しておらず、走ってから隅に隠密する人もいますが、これに関しては普通に足跡をたどれば簡単にわかってしまいますね。

しかし、足跡を付けずにロッカーに隠れたのにバレたり、何もないマップの隅の方に歩いて隠れたけどバレたり…

もちろん索敵系パークの効果で位置が判明している場合も多いですが、特に熟達したキラープレイヤーが対戦相手の場合、索敵パークを付けずともサバイバーのいる位置が把握できる行動や状況が結構あります。

例えば、自分がサバイバーをプレイしている時を想定し、以下のような状況を考えてみましょう。

  • 儀式開始直後に近くにあった発電機を、側にいた別のサバイバーを2人で修理開始。
  • しばらくして巡回に来たキラーの心音を聞いて、一緒に回していた別のサバイバーが走って逃げ、キラーが視認できる位置に移動。
  • 逃げた方のサバイバーとチェイスになると判断して、自分は発電機から少し離れたロッカーに隠れて引き継ぎ待機。
  • 何故かキラーが逃げたサバイバーを追わず発電機の周囲を歩き回り始め、最終的に自分が隠れていたロッカーを開けられてキャッチされてしまった…。なんでバレたんだ?

こういう状況、経験したことのある方もいるのではないでしょうか。

なぜバレてしまったのでしょうか。


シンキングタイム…















この隠密がばれた理由は「発電機が回りすぎているから」です。

初動で発電機を巡回している場合、儀式開始から発電機を見に来たタイミングまでの時間を考えて「これだけ回っているということは、どう考えても1人で回していない」ということが判断できます。

そこから1人が即座に逃げたのを確認した場合、残ったもう1人が足跡を付けていないのでまだ近くにいて、この発電機の修理を引き継ぎに来る可能性が非常に高いと考えられますね。

もちろんこのレベルの判断ができるのは少なくとも中級者以上のキラーですが、このような形で発電機の修理状況ひとつでサバイバーの位置を割り出すことも不可能ではありません。

こういった細かいテクニックについても理解しておくことで、キラー視点からもバレない隠密行動がとれるようになります。

また、上記のような状況下では隠密をしてもバレるリスクが高いと判断できるので、先に離れたサバイバーと一緒にさっさと離れるのが一番安全、ということもわかるようになりますね。

キラーを理解しよう

昔の偉くて頭のいい人の言葉を借りて言えば「彼を知り己を知れば百戦殆からず」ということです。

「試合中にサバイバーがするべき行動」=「キラーがされて嫌な行動」です。
そしてキラーがされて嫌な行動を最速で理解するには、キラーをプレイするのが一番です。

何度も言うようですが、キラーをプレイするのは義務ではありません。
ただ対戦ゲームである以上、勝てれば勝てるほど面白いのは間違いないと思いますし、上達するのに必要な知識をサバイバーのみのプレイで賄うのはかなり難しいです。

そして私がそうだったように、キラーをやってみたら案外面白くてハマるきっかけになるかもしれません。

DbDはキラーをプレイすれば2倍以上楽しめるゲームなので、食わず嫌いしている方はこの機会にぜひ一度キラー陣営で「準備完了」ボタンを押してみてください。

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